こんにちは。
賃貸マンションやアパートを借りたことがある人は入居時にかかる費用で「鍵交換」代って請求されたことありませんか。
あれですね多分ほとんどの人が言われるがままに支払ってると思うんですけど、交換するかどうかは借主の自由なんですよ。
金額も手数料や保証料に比べれば高いもんじゃないですしね。
「これ何？」って不動産屋に聞いても、
「前に住んでた人が合い鍵持ってたら勝手に入る可能性がある、防犯の為にも施工しておいてください」
みたいな話されてそれでたいていのお客さんが納得してくれます。
そんな事まずないですけどね、前の入居者が勝手に入るとか。
で、この鍵交換というのは不動産屋からしたら旨味がすごいんですよ。
粗利、原価に対するサービス対価の利益率が３００～５００％ぐらい。
仕入れが数千円の鍵を取り付けるだけでサービス料２～３万円ですからね。
不動産屋の一般的な業務で１番美味しいと思います。
「出張や作業時間にかかってる人件費は？」って思う人もいると思うんですがそれらも「ほぼゼロ」です。
出張については現場までの往復時間にコストがかかるかどうかですけど「かかりません」。
かからないって言うとちょっと違うんですけど、鍵交換の作業が必要な時点で鍵を交換する物件は成約しています。
入居が決まっている物件は何やかんやと現場へ行く必要があるんで鍵交換なんかそのついでにやれます。
作業時間についてもほぼゼロですね。
鍵交換の作業って今付いている鍵を外して新しいのを取り付けるだけです。数分です。
昔ながらのシリンダー錠、鍵穴に鍵を入れて回すと開閉できるやつなら数十秒ですね。１分かかりません。
本当にこんなの何件やっても金額的にはたいして利益になりません。
「塵も積もれば」という感じです。
不動産屋の仕事にはこんなのもあるんですよと言いうお話でした。
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