3.不動産屋と農地

不動産

「農地」、田んぼ・畑・果樹園等のことですが、市街化調整区域にある場合、まず価値はありません。
農地転用(農地を宅地などに変更すること)が出来なければ建物が建てられませんからね。


「ウチは田んぼ10枚持ってるからいざという時は田んぼ売ってお金にする」


ときどき、そんなことをいう方もいます。


今のうちにご自慢の田んぼがいくらになるのか調べておいた方が良いかもしれませんね。


”いざという時”の為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



農地や山を売りたいというお客様も多いんですが、本当に話になりません。


いや、調整の農地でも開発許可が取れる条件を満たしていれば活用もできるので売り物にもなるんですけどね。


ただ農地や山は安いです。

坪単価(1坪あたりの金額)数百円、最悪数十円なんてこともザラにあります。


見渡す限りの田んぼを持っている方がそれを売りたいとなった時、「全部で100万円です」と言われればショックでしょうね。

「事前にわかっている」という安心感を得る為にも処分予定の不動産は早めに価値を知っておくことをお勧めします。


どうやって調べるの?って話ですが、
お近くの不動産屋に行けばたいてい教えてくれると思います。


聞くときには「将来的に売るかもしれない」・「今は参考程度に金額だけ知りたい」と伝え、それでも調べてくれますか?
って感じで聞くと良いかな?

何も断らず値段だけ聞きに行ったら業者もヌカ喜びしたものの、実はすぐ売るワケではないと後で知って落胆させることになりますからね。


あと、意地の悪い話ですが、実際に売るとなった際、近所に複数の宅建業者(不動産屋)がある場合、どの業者にするかを選ぶ選択基準の材料としても良いです。

値段だけ聞くのはNGなんてサービス精神のない業者はやめときましょう。

普通は教えてくれます。

よっぽどやる気のないところでなければ、業者側も金額を聞かれるということは「今すぐは売らなくても長期的な見込み客」として認識するので。

お名前と連絡先ぐらい聞かれるでしょうが、そのくらいは教えてあげてください。

相手さんも商売です。
タダ働きとはいきません。


いつまでもあると思うな親と金


生き物である以上、自分も親も親戚も、そのうち死にます。

誰しもいつかは財産の相続・処分を迫られる時が来ます。


所有している不動産の価値は早めに確認しておきましょう!

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