こんにちは。
スニーカー記事3回目です。
そろそろ、たたみたいんで一気に4ついきますね!
JACK PURCELL
髭とスマイルの愛称で88年
- メーカー:converse
- 発売年 :1935年
- 種 類:バドミントン用シューズ
これまた往年の名選手の名を冠したスニーカー。
「ジャックパーセル」です。
バドミントンシューズ
なんかマイナー競技ですよね。
バスケやテニスに比べるとバドミントンて。
バドミントンに人生懸けてる人には悪いけど。
筆者が知らないだけで海外ではメジャーなのかな?
もしくは昔は大人気だったとか、一時的に流行った時期があるとか??
日本で競技人口比べたら野球やサッカーと桁が2つ3つ違いそうです。
サッカーは女子プレイヤーも多いですしね。
バドミントンもか。
そんなマイナースポーツから生まれたメジャースニーカー。
バドミントンシューズって言うかコートスニーカーかな?
オールスターと並ぶコンバースの名作です。
オールスターから入ってジャックパーセルにたどり着いて、またオールスターに戻って更にジャックパーセルへ帰る。
そんな人も多いです。
ジャッパのアイコン
歴史があるだけあって愛用有名人もたくさんいます。
ジミー?
マックィーン??
彼らも有名ですけど筆者の中では”カート コバーン”ですね。
ただの偏見ですが役者よりミュージシャンの方がファッションというものに、より近い気がするんです。
もうジャッパ=カートです。
”ジャッパ”ってのはジャックパーセルの略称のつもりですけど、全国的に使われる言葉なのかは知りません。
「マクドナルド」なんかも東日本と西日本で略し方が違うって言いますもんね。
筆者の周りや昔のスニーカー雑誌とかでもそう呼ばれることがあったんで、ある程度は浸透してた呼ばれ方と思うんですけどね、ジャッパ。
そんで90年代半ば以降でジャッパを知った人は、やっぱりカート コバーンが履いてるイメージが強いんじゃないでしょうか。
カートは90年代のファッションリーダーの1人ですからね。
グランジファッションと変なグラサンで足元に”ジャックパーセル”。
グランジって現在の若者もわかるんだろうか。
なんかボロボロの小汚い服装なんですけどね。
古着系とかじゃなくて本当、浮浪者みたいなの。
当時、やっぱ流行ってたんでカートコバーン風ファッションの人もいたんですけどね。
あれは日本人がマネできるもんじゃない。笑
やったらただの不潔な人。
グランジ以外でもそうですけど、カートコバーン本人のルックスありきのファッションでしたね。
90年代って服装に限らず何か退廃的なイメージもあるんですよ。
バッチリ決めてるより崩した服装が良いとされてたように思いますね。
まあ今もそうか。
ヘイ ボギー、男がピカピカのキザでいられた時代はとっくに終わったみたいだぜ!!
Authentic
西海岸の象徴
- メーカー:VANS
- 発売年 :1966年
- 種 類:スケートボード用シューズ
ヴァンズのオーセンティックです。
スケートシューズに分類したんですけど、発売された当時はオーダーメイドで別に何用の靴でもなかったみたい。
スケートやサーフィンぽいイメージですけど、それは靴が発売されてからスケーターやサーファーに受けたからってことなんでしょうかね。
ストリート系エクストリームスポーツの定番シューズです。
敢えてのオーセンティック
ヴァンズってオーセンティックより”エラ”や”オールドスクール”のが人気なのかよく見かけます。
オーセンティックよりも、「ヴァンズと言えば、エラかオールドスクールが代表的スニーカーかもしれない」って最初思ったんですよ。
3つのうち、どれにしようかって。
でも、エラもオールドスクールもオーセンティックが元になって生まれた靴なんで、2モデルより元祖のオーセンティックにしようと。
オーセンティックも半世紀を超えて愛されてきたスニーカーです。
本当に人気なかったらとっくに現行で売られてませんもんね。
エラとオーセンティック
オールスターに対してのチャックテイラーのごとく、毎回類似品が出てきます。
ほとんど同じの違うモデル。
オーセンティックにもエラという類似モデルがあるんですけど大した違いはないですね。
縫い目やソール、履き口等に微妙に違いが見られますがほとんど一緒。
エラの方が後発でオーセンティックを改良したもののようです。
履き心地やクッション性が良いのはエラですね。
見た目はオーセンティックは丸みがある可愛い感じで、エラはシュッとしてます。
どちらにするかはお好みで大丈夫です。
SUPERSTAR
人気スポーツシューズからストリートアイコンへ
- メーカー:adidas
- 発売年 :1969年
- 種 類:バスケットボール用シューズ
シェル(貝殻)みたいなトゥでお馴染み、adidasを代表するスニーカー、スーパースター。
実際、スタンスミスと通算でどっちが売れているのか気になるところです。
スタンスミスとスーパースターは作りがよく似ていて、オールホワイトのカラーで2者を並べると本当にそっくりです。
2つ並べるとスレンダーなスタンスミスに比べてスーパースターの方がふくよか美人ですね。
ちなみに同じアディダスにもっとそっくりさんな”ウルトラスター”というのもありますが、これはスーパースターから生まれてるので似てて当たり前です。
NBAを席捲
今やNBA選手のほとんどがナイキのスニーカーですが、スーパースターが発売された当初はスーパースターがNBAで最も着用されていたスニーカーだったそうです。
一説には選手の過半数(!)が履いていたと言われていまして、何がそんなに選手たちのハートを掴んだのか?
機能性?デザイン?イメージ?
理由は様々でしょうが、現在ほど多様な靴があったわけでないにせよ1つのモデルがシェア5割超えとは、ただ事ではないですね。
この頃はスーパースターと言えばバッシュだったようです。
今はそんなイメージないですよね。
それはナイキの台頭があったから・・・。
っていうのも大きいでしょうけど、それよりスーパースターはストリートファッションとして脚光を浴びることになったからです。
adidasとRun D.M.C
「ランDMC」ってご存じでしょうか?
80年代に一世を風靡したラッパーグループです。
いわゆるB系とかB-BOYって言われるスタイルのハシりで、現在まで続くラッパーの”ストリート”・”ルーズファッション”・”ワル”というようなイメージを作り上げた存在。
筆者の愛する”ビースティーボーイズ”も影響を受けた存在として彼らを挙げています。
日本ヒップホップ元祖扱いの”タイニーパンクス”なんかは完全にここらへんのコスプレだったと思う。
で、そのランDMCの”Raising Hell”っていうアルバムに「My Adidas」という曲があります。
「LeeのジーンズにMy adidasで決めて」みたいな歌をスーパースターを靴紐なしで履いて歌ってます。
これがヒットしたことにより、スーパースターのパブリックイメージが「バスケットシューズ」から「ストリートファッション」へと変わります。
ロックンロールやパンクもそうですが”ちょい悪”要素は子供受け抜群ですね!
これを機にファッションでもメジャーストリームにのったスーパースターは現在までストリートの定番として愛され続けています。
GEL-PTG
日の丸メーカーが苦心の末に生んだ傑作
- メーカー:asics
- 発売年 :1983年
- 種 類:バスケットボール用シューズ
みんな大好きアシックス。
この記事書く前にアシックスを1足入れたいなって思って。
でもアシックスって、これが代表作っていうのが無い気がします。
ヴァンズもそうか。
ナイキやアディダスは代表作だらけで逆にこの一足っていうのが難しい。
色々迷ったんですけどこのモデルに白羽の矢をたてました。
「ゲルPTG」。
ナイキも手本にした本邦最大の製靴企業
ところでアシックスって日本が誇るスニーカーメーカーですけど、かのナイキの創設メンバーが惚れこんでいたということをご存じでしょうか。
たらたら書くと長くなるのでざっくり書くと、ナイキの前身企業がアシックス(当時は旧名のオニツカ)の靴を気に入って売らせてもらってたんですよ。
だから初期のナイキの靴ってアシックスの技術がかなり流用されてます。
今も売られてて有名なのは”コルテッツ”ですね。
筆者は別に愛国心なんかないし、日の丸メーカーであることを購入基準にはしませんが、こういう話は何か嬉しくなりますね。
なりません?
筆者ぐらいの小物になると別に自分には関係ないのに喜んでしまいますね(〃▽〃)
「ナイキほどの企業が元々は日本の靴メーカーの代理店だった」という事実に。
バッシュは難しいもの
まあ、そんな高い技術を誇るアシックスもバスケットボールシューズの参入には手を焼いたようです。
オニツカ当時のアシックスがバッシュを販売し始めたのは、かなり早くて創業すぐの1950年頃。
戦後まもなくといった時代ですね。
売れ行きは芳しくなかったようですぐに生産終了。
その後、有名な話で東京オリンピックでアシックスの靴を使用した選手がメダルを量産し、世界的にもアシックスは注目されます。
それでもバスケではなく陸上や体操といった種目ばかりでした。
時代は下って野球やサッカーのスパイク、あるいはバレーボールシューズなんかも有名になりましたが、まだバッシュは目立ちませんね。
バッシュ開発の担当者が直接NBAの関係者からバッシュを作るのは本当に難しいと言われたり試行錯誤していた時期なんでしょう。
アシックスのスニーカーって昔から軽さに力を入れてて、クッション性やグリップはイマイチな感じ。
日本人て軽量化好きですよね。
靴に限らず。
なんかそういう伝統的な技術思想でもあるんでしょうか?
しかし80年代に入り満を持して一足のバスケットシューズが登場します!
はい、”ゲルPTG”ですね。
このゲルPTGは好評だったようですが時代が悪かったとしか言いようがないです。
タイミングで言うと、なんとナイキがエアフォースを発表する少し前!
80年代はナイキがエアソールと銘打ったバッシュを次々に発表し、そのままバッシュ=ナイキのイメージを定着させる時代。
せっかくのゲルPTGも他のメーカーの力作もナイキの前に存在感を失います。
うーん、残念です。
でもゲルPTGやそのシリーズが登場したことには大きな意味があります。
これ以降、アシックスのバッシュは国内では高評価の声がありました。
昔のバスケ強豪校の選手って、だいたいアシックスのバッシュ履いてましたもんね。
今もアシックスのバッシュファンは多く、日本ではナイキとアシックスが競技用のバッシュ人気を二分しています。次いでアディダスかな?アンダーアーマーやミズノも見かけますね。
そんな日本のバッシュ業界に大きく貢献したゲルPTGは今はスーパースター等と同じく普段使いのスニーカーとして人気を博しています。
デザインがシンプルなので使いやすいのは魅力ですね。
以上、ひびぶろ的スニーカー10選でした!
筆者の好みで選んでるので賛否もあるでしょうし、載せられなかった名作スニーカーも山ほどあります。
読んでくれた人のスニーカー選びに何かしら参考になれば幸いです。
(‘◇’)ゞ
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