筆者が愛してやまないゲーム「信長の野望」の登場キャラクター達。
もちろん信長とは日本史上有名な“織田信長”のことで、登場キャラは戦国の世に名をはせた実在の大名・家臣および関係者たちです。
あ、実在と書いてしまいましたが「実在しない」、あるいは「実在が極めて怪しい」、そして「実在した可能性が高いが、話が大幅に盛られている」キャラ達もいます。
シリーズによっては1000人以上のキャラクターがいますが、その中には明らかに歴史上の実績と評価が見合ってない人も少なくありません。
そんな不遇キャラが少しでも世に認められたらいいなあと思いながら特に何もせず毎日を過ごしています。
今回はそんなもっと評価してほしいキャラの1人、「片桐且元(かたぎりかつもと)」について語ってみますね。
※以下、個人の意見です。
歴史の歪曲?
繰り返します、個人の意見です。
マイナーゆえの低評価
さて、この片桐さんですが、まあマイナーですよ。
はっきり言って。
推してる自分でもそう思うので、世間的な知名度ってほぼゼロかなあと思います。
もしも名前を知ってたら、それだけで十分に戦国時代ファンを名乗って差し支えないかと。
そんなレベル。
前述のゲーム「信長の野望」でも扱いが悪くてですね。
悲しい限りです本当に。
「信長の野望」ってシリーズにもよりますが、だいたいは学校のテストみたいに各科目100点満点で全キャラの能力を数値化しているんですけど。
片桐さんの平均点はどのシリーズでもだいたい全科目40~60点ぐらい。
得意科目でも60点ぐらい。
悪い時は40点台ぐらいかな?
30点台は無かったような・・有ったかも・・・。
1片桐ファンとしては実際のところ、この1.5倍が適正評価と思っているんですけれども。
「信長の野望」シリーズってもう30~40年ぐらい存在してるんですけれど、待てど暮らせど一向に改善されませんね!
1日も早い名誉回復が待たれます。
賤ケ岳の七本槍
で、いきなりですが「賤ケ岳の七本槍(しずがたけのしちほんやり)」をご存じでしょうか?
片桐さん率いる7人組のことですが、“片桐且元”なんてマイナーな名前を知っているという戦国マニアの皆さんは“七本槍”のメンバーの最重要人物として片桐さんを認識されている方が多いんじゃないでしょうか?
それだけ片桐且元を語る上で欠かせないワードが「賤ケ岳の七本槍」です。
その“七本槍”というのは何かというと史上名高い“本能寺の変”(織田信長が有力家臣の明智光秀に本能寺で殺された事件)の後、“羽柴秀吉”と“柴田勝家”との織田家重臣同士による織田家の継承権争奪戦が起こります。
派閥争いですね。
その秀吉と勝家の争いのクライマックス、人呼んで「賤ケ岳の戦い」において活躍した人々のことです。
七本槍は“加藤清正”とかも輩出している秀吉子飼いの猛将集団なんですが、清正ぐらいかな?多少ともメジャーと言えるのは。
清正さんは熊本県では信仰対象らしいですからね。神様です。
次点で“福島正則”、さらにその次に“加藤嘉明”・・うーん戦国時代に興味ない人にはこのあたりの名前でも知られてなさそうですね。
戦国ファンにはおなじみでしょうけど。
更に七本槍というぐらいなのでフルメンバーは7人いるんですが、あとの4人は「その他」という感じでしょうか。
加藤(清)・福島・加藤(嘉)・etc…。
そんな「その他」扱いされている4本の槍の1本が我らが片桐さんです!!
あくまで知名度ではね?
実際は違うんですよ!?
さあ、知名度は別にして当然ながら仕事の中身、歴史に与えた影響は片桐さんが、この7人の中では1番と言っても過言ではありません!!
はい、それでは次回、片桐さんのすごさをまとめてお話してゆきます!

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